この記事の著者
工藤聡生
銀行、国際会計事務所勤務を経て開業。資金調達、事業計画による業績向上を支援している。早稲田大学政治経済学部卒、公認会計士・税理士。
事業計画書と創業計画書のサンプル
事業計画書作成の目的は、三つです。
- 第一に資金調達を実現すること
- 第二に経営者が自社の強みに気づき、勝つことのできる市場に戦力を集中させること
- 第三にその事業戦略を社員と共有すること
真剣に作りこんだ事業計画書や創業計画書は、銀行や信用保証協会の評価を大きく引き上げ、資金調達を実現してくれます。
創業計画書とは、創業用の比較的に簡易的な事業計画書のことをいいます。
このページで提供しているサンプルを参考にされて、ぜひに、リアルで説得力のある事業計画書を作成して、銀行へ提出する決算書や、信用保証協会へ提出する保証申込書に、事業計画書を添付してください。御社の融資の調達力は、飛躍的に改善するはずです。
当社のサンプルにご関心のあるかたは、この記事の中ほどにあるリンクをクリックしてください。当税理士事務所が提供するサンプルをダウンロードすることができます。
創業計画書のサンプルは、駄目な例を参考にして正しい書き方をご提案しておりますが、ご一読いただければ、創業融資の成功確率は改善するはずです。
また、戦力の集中化のためには、幅広い、経営課題の検討は必須です。
経営理念、市場、差別化要因、製品、組織、業務フロー、損益収支、資金繰り、社員の個別目標等の経営課題を幅広く検討することこそが重要なのです。サンプルを参考としながらも、サンプルの形式にとらわれることなく、これらの本来の目的を理解しておつくりになってください。
大切なことは、見栄えのよい事業計画書をつくることではありません。事業計画書を作成する本来の目的を見失うことなく、ラフな事業計画書でもかまいませんので、その本来のメリットをご享受ください。
当税理士事務所がご提供するサンプル
４番目の担当者別目標計画書は特に重要です。
なぜなら、事業計画書は、実行に移さなければ、無意味だからです。
事業計画書を実行に移すためには、会社の目標値を社員ひとりひとりの目標値へ、個別展開する必要があります。
社員ひとりひとりの実際の行動なくして、会社が利益を確保することはできません。
事業計画書サンプルは、ご自由に加工してお使いください。この事業計画書のサンプルがすこしでも、皆様のお役に立つことできれば幸甚です。
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