この記事の著者
工藤聡生
銀行、国際会計事務所勤務を経て開業。資金調達、事業計画による業績向上を支援している。早稲田大学政経出身、公認会計士・税理士。
工藤聡生
銀行、国際会計事務所勤務を経て開業。資金調達、事業計画による業績向上を支援している。早稲田大学政経出身、公認会計士・税理士。
このページでは経営改善計画のサンプルをご提供いたします。別のページで経営改善計画の書き方や事例について説明していますが、サンプルがないと理解しづらいと思います。経営改善計画の中でも、とくに想像がしづらい、二つのフォームをダウンロードできるようにいたしました。
サービス業のサンプルですので、内容自体はお役に立たないでしょうが、経営改善計画のイメージを視覚的につかんでいただければ幸甚です。
サンプルのフォーム自体は、ダウンロードして自由にお使いください。
経営改善計画のフォームには、決まった形式が定められているわけではありません。銀行によって望ましいとされるフォームは微妙に異なります。
経営改善計画は、本質的には事業計画書ですので、美辞麗句を並べる必要はありません。
必要な経営施策とその結果である数値計画の整合性がとれていれば問題ありません。
経営改善計画が事業計画書と異なるのは、選択と集中の戦略をより前面に出す必要があるということです。すでにある事業を経営改善する以上は、新規事業の夢を語り続けても説得力はありません。すでにある事業をいかに効率化することによってキャッシュフローをプラスに転ずるかを説得力をもって記述しなければなりません。不採算な事業や製品をスリム化し、得意分野に経営資源を集中させることが期待されています。この痛みを伴う、会社のリストラクチャリングのプロセスを避けては、実効性のある経営改善計画は作成できません。
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